徒然の記

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2004年7月22日(木) 徒然の記をはじめます

PerlもCGIもHTMLもほとんど理解していないままに日記のフリーソフト「Akiary」にすっかり惚れ込んで悪戦苦闘。知人の助けを借りて、やっとここまでこぎつけました。いまだに使い方がよく分かりませんが、とりあえず徒然の記をスタートさせます。

2004年7月23日(金) 電動介護用ベッドを考える〜1

高齢社会を背景に介護機器、福祉用品の需要が高まっています。企業の開発競争も激化しています。今、あるメーカーの電動介護用ベッドのPR用の映像作りに携わっていますが、その中で感じていることを少し書いてみたいと思います。その映像はケアマネージャを対象に作っています。ベッドを利用者が買い取る場合もありますが、介護保険でレンタル契約で借りる利用者がほとんどだそうです。買えば30万円以上しますが、レンタルすれば月々2000〜3000円だそうです。ベッドの決定権の多くはケアマネージャが握っているということです。介護用ベッドを使おうという方のほとんどが高齢者で、長年の寝具環境を考えてみれば「畳の上に布団を敷き、寝る」というスタイルが大多数を占めます。そのメーカーのベッドの低さを第一の開発の狙いにしたのはうなずけます。布団より高い位置で寝ることへの抵抗感を取り去ろうというものです。実際ベッドの横で添い寝してもお互いの顔が見える高さまでベッドが低くなっていました。ベッドを布団に近づけるという発想は人の気持ちを大切にした開発姿勢で好感を持ちました。

2004年7月24日(土) 電動介護用ベッドを考える〜2

電動ベッドなので上下の高さが変わり、また背の角度と腰から膝にかけての角度を調整することができます。これは布団にない介護用ベッドの利点と思います。身体機能の十分なうちは布団へ寝るとき、布団から起き上がり、立ち去るときなど苦労しませんが、足腰が弱り膝に障害がでたり、身体機能が満足でなくなると、やはり電動ベッドを利用する価値が出てきます。ベッドの端に足をゆかにつけて座り、徐々にベッドを上げて行き膝に負担の掛からない位置でベッドから離れることができます。畳の上に敷いた布団だとこうはいきません。またベッドと車いす間の移動も楽で、利用者と解除者双方の負担も軽くなります。さらに寝たきりの利用者を介護する場合、ベッドの高さを調整すれば介護する人にとっても腰を曲げずに楽な姿勢でできるなどの利点もあります。また今回のベッドはできるだけ高さを低く抑えているので背の低い利用者もかかとをしっかりと床につけてベッドに座ることができるので安心して座れるようです。背の角度、腰から膝にかけての角度なども体の大きさにあわせられるように各メーカーしのぎをけずっているようです。この辺りはいわゆる「人間工学」に基づく開発思想で、布団にはない電動介護用ベッドの優位性のように感じます。

2004年7月25日(日) 電動介護用ベッドを考える〜3

3つ目の視点は「マットレス」です。体の重量を受け、寝心地の良し悪しに大きな影響を与える大切なパーツです。マットレスが柔らかすぎると体が沈み込み腰痛の原因になり、硬すぎると背中やお尻に圧力が集中して良いないと言われています。背骨が首からお尻にかけ理想的なS字を保つ硬さのマットレスが良いとされています。これに関しては異なる私見がありますが、ここでは常識を良しとしておきます。それにもうひとつ、通気性の良さが良いマットレスの条件にあげられます。寝たきりになるとなおさらのこと、通気性の良いマットレスとマットレスを敷くベッドのボトム構造が大切になってきます。

以上3回にわたって電動介護用ベッドを考えてきましたが、従来、電動介護用ベッドというと人間工学的な視点、つまりは人間の生理面や運動機能面にマッチしたモノ作りの視点で開発してきたような気がします。2回目の「電動」は人間の運動機能、今日の「マットレス」は人間の生理面からのアプローチといえます。ところが今回の開発に当たっては人間工学的視点に加え、「人間の気持ち」からのアプローチを第一のコンセプトにしていました。現代人間工学は感性や知覚特性をも考慮しているようですが、数値化できない「気持ち」「心」の問題をも取り入れた設計が望まれているように思います。

2004年7月26日(月) 電動介護用ベッドを考える〜4

「人の気持ち」「心」からのアプローチの大切さを昨日確認しました。もうひとつ大切な視点があるように思います。それは素材の問題です。電動介護用ベッドは鉄、FRP、木などが材料として使われます。木といってもムクの木ではありません。使われるのはプリント合板や化粧板などです。ムクの木はヒビ、ワレ、ソリなどが発生しやすく、加工精度も難しく、また価格的にも割高になるなど工業製品として使うにはかなりのリスクがあります。そこでムクの木以上に綺麗で、加工精度の良い合板や化粧板などが使われることになります。しかしそれらの材料は死んだ材料であるのに対して、ムクの木は生きた材料です。頭部のボードにムクの木が使われているとしましょう。手を伸ばせばその木の肌触りを感じることができます。風雪に耐えてこられた高齢者の方ほど生命素材である木の肌触りに親しみを感じる度合いは強いでしょう。工業製品である介護用ベッドにこのようなことを求めるのは無理かもしれません。ここら辺りに工芸と工業製品の境界があるようにも感じます。

2004年7月27日(火) 風気庵の近くの圃場

今日は写真を取り込むことに成功するか否かのテストを兼ねて工房近くの圃場(田んぼ)を紹介しましょう。風気庵のある能勢町は大阪最北部の町で、豊かな自然に囲まれたのどかな町です。都会から移り住んでいる住民も多く、大阪への通勤圏にあります。
下の写真は山田錦を作っている圃場です。山田錦とはお酒を作るための米で、酒米としては最高級とされています。「秋鹿」は能勢の造り酒屋で、自分の圃場で山田錦を作っておられますが、契約農家の方にも作ってもらっています。お酒はおいしいと、評判です。写真の中央にふたつ連なった山が見えますが、城山といいます。風気庵はその山裾にあります。




写真では見えませんが、写真中央の山の麓に風気庵があります


下の写真はあいがも農法による水田です。20〜30人のグループで自然と触れ合いながら米作りを楽しんでおられます。大阪市内から参加している人も多く、田植えの時なんかは、家族連れの人たちも横一列に並んで手で苗を植えていきます。子どもたちは泥んこになりながらも嬉しくてしかたがないといった様子です。皆さん、秋の収穫を楽しみにしておられます。

あいがもが管理する水田                あいがも……「あついなぁ」

ついでにリンクのテストもしておきましょう。
能勢町の自然や歴史を紹介したページです。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgc5917/index.htm

2004年7月28日(水) 写真の貼り付け

昨日は写真の貼り付けに失敗しました。自分のパソコン上では写真が貼られていたので安心していたのですが、フォルダーを作って写真を格納したまでは良かったのですが、サーバーに転送しなかったために必然的にファイルの場所指定も誤ってしまいました。修正したので今は写真が貼られていると思いますが・・・・

2004年7月29日(木) 善大君。あと一歩で黄金の椅子

朝日新聞の囲碁将棋欄に、時々の囲碁将棋情報を記した「棋信」というコーナーがあります。そこに『次期本因坊リーグ入り(4枠)を争う最終予選の決勝カードが決まった。植木善大−高尾紳路・・・・・』として4組の対戦が載っていました。今期の本因坊戦は張栩本因坊VS依田紀基名人という屈指の対戦で張栩本因坊が半目勝負でタイトルを防衛したばかりです。リーグ戦は8人の棋士による総当りで最高成績者が挑戦者になり、4人がリーグを陥落し、次の年に新しいメンバーが入ることになります。本因坊戦リーグや名人戦リーグは棋士となったら誰もが目標にし、黄金の椅子と言われています。囲碁のプロ棋士は日本棋院342名、関西棋院118名で、あわせて460名。選ばれし8名ということになります。一流の棋士と戦えるリーグの7戦は1戦1戦が血肉となり、一皮向けると言われています。
植木善大(よしお)さんは、昭和60年16歳で入段した大阪の棋士で現在8段です。実家が碁会所を経営され、私も時々そこで碁を打っていましたが、小学生だった善大君もよく顔を見せていました。しばらくお会いしていませんが、新聞の記事には思わず、応援を送りたくなりました。高尾紳路戦をものにすれば、リーグ入りですが、最大の難敵です。厳しい世界に生きる棋士、千載一遇のチャンスです。

2004年7月30日(金) 夕暮れ時

明日は台風が上陸する可能性があるそうです。蒸し暑い一日でしたが、午後4時ごろ15分間の夕立があり、ありがたかった。


                  明日の天候は?


2004年7月31日(土) ファッショナブル?手抜き?

早々とカカシのお出ましです。
一枚の田に何人もいて、それでもスズメは近づくか?


ちょっと手抜きかな                  手前は黒、背後は白



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