やきもの随想

「一焼き、二土、三細工」



粘土の来歴
土にも個性が
稲藁の痕
弥生の土(1)
弥生の土(2)
難波津焼



造形方法
美の背景
ビールマンとフォスベリー、そして末續慎吾


釉薬とは
灰の不思議
灰汁



焼成方法
火=炎の力




陶芸とやきもの
偉大な韓国人
感性的感情
劫の想像力
水晶を飼う

「一焼き、二土、三細工」



これは昔、言われていた言葉です。
一番大切で難しく才能が必要なのは焼き、次に土を見極める目。細工つまり形を作ることは訓練次第で誰にでもできるというわけです。
瓦づくりでは「一に土、二に焼き、三に細工」と言っていたようです。

今はコンピュータ制御の電気窯も普及し、粘土も釉薬も様々な種類のものが電話一本で購入できる時代です。興味の中心は形作りに移ったようです。とは言えそんな時代だからこそ土や焼きの魅力を再発見しようとする傾向もあります。

やきものは、という自然素材にを与え、薬を施しく、それぞれの工程におもしろさが潜んでいると思います。
このやきもの随想では、日ごろ感じたり、考えたり、ったりしていることを随時、書き綴っていきます。









[風気庵Homeへ]